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フィリピン経済・金融・投資情報~伊佐治稔編集~

Thursday
Feb 23rd
不動産仲介大手スターツ、フィリピンにも進出 印刷 Eメール
2012年 1月 26日(木曜日) 10:46

 海外戦略に拍車、まもなく25拠点体制に

 スターツコーポレーション(JASDAQ市場上場、本社:東京都中央区)は、不動産関連事業を幅広く展開するため、フィリピン首都圏マカティ市に、100%出資現地法人StartsPhilippines Inc(スターツフィリピン)を設立した。現在、営業開始に向けての最終準備段階にある。


<フィリピン現地法人の概要>
(1)商号:StartsPhilippines Inc(スターツフィリピン)
(2)所在地:5F 6788Ayala Avenue, Oledan Square, 1266 Makati City, Metro Manila
(3)設立2011年12月(証券取引委員会{SEC}登録)
(4)主な事業内容:住宅・オフィス・店舗の仲介(賃貸、売買)
(5)出資比率:スターツコーポレーションが100%
(6)社長:大見和樹氏(米国認定損害保険士)

 このところ、経済の堅調さや今後の有望性、英語を話す質の高い労働力が豊富なこと、西洋風の価値観(宗教や消費者の嗜好)を持ち合わせていること、現政権の汚職・不正防止の姿勢などを背景に、フィリピンに対する注目度が高まり、フィリピンへ進出・投資する企業が増加している。それにともない、証券市場、不動産市場も堅調な推移を辿っている。日系企業の進出・事業拡大も目立つようになっている。

 このような有望市場において、スターツフィリピンは当初、主に日系企業・機関・団体やその職員・従業員向けの住宅・オフィス・店舗仲介サービス等を提供する。スターツフィリピンの拠点である6788Ayala Avenue(通称マカティ・スカイプラザ)は、マカティ市の中心地に位置し、日系企業が開発したオフィスビルでテナントの多くは日系企業である。拠点としては絶好の場所といえる。

 なお、スターツコーポレーションは、積極的に海外展開に取り組んできている。日本企業の海外進出が活発化するなかで、先進国、新興国双方で在留法人が多い都市や今後増加が見込める都市に拠点網を整備することで、日系企業の海外展開を支えている。

 スターツコーポレーションは、 1986年にハワイに現地法人を設立以来、海外ネットワーク構築を着実に推進、現在22拠点を有するに至っている。特に、2011年は進出ピッチに拍車がかかり、シンガポール、中国・武漢、インドネシア・ジャカルタ、中国・北京、インド・ニューデリー、カンボジア・プノンペン、ブラジル・サンパウロで営業を開始した。

 現在、トルコ・イスタンブール、フィリピン・マカティ、中国・大連で営業開始準備中であり、これらが営業開始すれば、海外25拠点体制となる。今後も、海外進出を活発化させ、3年後には35拠点以上とする方針である。また、拠点数拡大だけでなく、日本式のきめ細かな高品質な不動産サービスを普及させ、世界の不動産管理の質を高めることを目標としている。

 なお、スターツコーポレーションの強みは、「海外現地法人サポート&推進室(日本)」と「現地拠点」と共に日本語・日本人(一部現地人)によるサポートを広範囲で行っていることである。日系企業の海外進出においては、現地での支援のほか、海外赴任中の日本の留守宅管理や日本帰任時の住宅探しなど様々な支援を行っている。

 昨年12月には、~スターツの海外事業~というホームページ(http://www.starts.co.jp/kaigaihonbu)を開設、情報提供も強化している。